思い出話シリーズその3と今日の話

あれは2004年3月17日。モノクロームエフェクトの発売日。3年半前の話。

Perfumeの3人は発売日にストアサーキットというのをやった。それは発売日である平日にTSUTAYAの店舗で彼女たち自身が握手つきでCDを売るというもの。信じられないかもしれないが、リリースイベントといってもライブはなかった。そのうちの会場のひとつ、新宿TSUTAYAに来たお客さんは平日の夕方5時ということもあって本当に10人くらいだった。*1そのうちの半分くらいは今も現場で顔を見る。残りの半分くらいはもういない。そこにいた女子は私と私にPerfumeを教えてくれた友人のふたりだけだった。

私も彼女もオリコンデイリー4位を聞いたときにPerfumeの3人が泣いたように泣きそうになった。
たぶん、残っているほかの一桁の人間もちょっと泣きそうになっていると思う。

今日もその彼女とPerfumeを見た。
とてもたくさんの人がいて、女の子もいっぱいいて、3年半前、たった10人の客にCDを手売りしていた女の子たちのグループとは思えなかった。
あ〜ちゃんが「4年前からの人も初めての人も」って言ってた。
イベントの最中も握手のときも、ちょっとだけ泣きそうだった。

帰り道、渋谷の交差点にある本屋の上の大型ビジョンにたまたまポリリズムのPVが映っているのを見た。あのHMVの入り口にある大きな広告、それから隣のビルの上の大きな広告、あのときの状況から考えたら信じられない話だ。

Perfumeはすごくすごくがんばって、少しずつ客を増やして、ここまで来た。
今がスタートなんだと本当に思う。
これまでの時間は長い助走だ。
もっともっと走っていってほしい。
がんばって追いかけるよ。

思い入れがなんだか強すぎて、文章もとっちらかっているし、ちょっと自分の頭がおかしいんじゃないかとも思うというか完全におかしいと思うけれど、本当にPerfumeが売れてくれてうれしい。うれしいなあ。こんなにたくさんの人に受け入れられているPerfumeが本当にうれしい。

*1:追記:同日7時くらいから始まった池袋のイベントにはそこそこの人数がいました。↓の書き込みをうけてさらに追記。↓ということのようなんですが、それにしたって10枚しか用意してないってなんだよ! まあそういう状況だったわけですね