Perfume Night vol.5
週末はPerfume Night vol.5でした。
最後の最後、宗像DJのコーナーで微妙なアジ芸を披露させていただきました。振りコピ講座と銘打ったプレゼントコーナーです。
ステージ上でも言いましたが、これは当時亀戸でPerfumeがやっていたコーナーのオマージュで、当時も振りコピ講座のあとに、Perfume3人の独断と偏見で選ばれた客が3人、ステージに呼ばれてサイン色紙をもらっていたのです。
というわけで秘蔵のモノクロームエフェクト当時のPerfumeたち3人のサイン色紙を独断と偏見で3人の方に贈呈させていただきました。サインは始めから1度も話をしたことのない、まったく面識のない人にあげようと思っていたので、顔見知りの皆さんに差し上げられなくてすいません。つーかまあそれはみんなわかってたよね?
あとで会場にいた当時Perfumeの独断と偏見で選ばれたことのある古参ヲタから「そういやあの頃もまったく踊ってない後方の客とかにプレゼントされてたよね」ってお褒めの言葉をいただいた程度にはちゃんとあの頃を再現できたとちょっと安心しました。まあPerfume気取りかよ! って言われるとほんとすいませんとしかいいようがないのですが。ついでに「えらそうだったよねー」ともお褒めいただいたのですが、アジ芸ですから当たり前です。
もうひとつのプレゼントである浜名湖のタオルはそのままフロアに投げ込もうとも思っていたのですが、そんなことをするとタオルの奪い合いで死人が出そうだったのでとっさにオーガナイザーであるmatekoiに無理矢理贈呈させていただきました。
あの頃のPerfumeの現場と今のPerfumeの現場、失われてしまった空気の再現というか、今のPerfumeの現場に対するアンチテーゼ的な朝方の1時間でした。
一方で私は1回目のPerfume Nightで涙したことを覚えています。
ちと踊りつかれてフロアのすみっこでラムコークすすりながら会場を見ていた。引力がかかってフロアの人たちが盛り上がって、今こんなにたくさんの人にPerfumeが愛されてるんだなあ、って思ったら泣けてしょうがなかった。引力の歌詞なんて一番初めに見たのは亀戸の手作りフライヤーだったよ。フロアごとそのまま亀戸やラクーアにタイムスリップすればいい! とマジ泣いた。新宿でもPerfume関連のイベントがやっているという状況でこんなにたくさんの人がPerfumeを楽しんでいる。それを見て本当に泣けてしょうがなかった。酔ってるなあ、と思いながらフロアを出てその話を人にして、んで外に出て冷たい風にあたりながらまた泣いた。本当にすごいなあ、Perfumeはって泣いた。(http://d.hatena.ne.jp/tomoco/20080210#p1)
初めてのPerfume Nightでフロアごと亀戸にタイムスリップすればいいと泣いた私が最後のPerfume Nightでしたことは、あの頃の亀戸をフロアに再現するお手伝いでした。「名前だけでも覚えていってください」と誰もほしがらないサインを片手にあの子たちがステージから呼びかけていたあの頃の雰囲気を、オールスタンディングのライブハウスで怪我人が出るほどの熱狂だったあの雰囲気を、少しでも伝えられる手助けができたのなら幸いです。
Perfume Nightが終わってしまうのはさみしいなあ。
またどこかであえるといいね。
スタッフの皆さん、本当におつかれさまでした。
そしてまるで今の夢のようなPerfumeを思うよ。