好きすぎて

かつては主にSMAPさんのことだったんですけど。

好きすぎて人と自分の大好きなもの―――つまりPerfumeについて日常生活ではなかなか話せない。だってあまりに好きすぎて何を話していいのかさっぱりわからないから。そして温度差に間合いをとれないから。

一緒にライブを見ているような友だちとなら話すことができる。相手がPerfumeのなにを知っているかおぼろげにわかっているから。Perfumeに関しては、周囲の人間は私がかわいそうな古参であることを知っているので、「古参うぜえw」という言葉とともに、昔話に耳を傾けてくれる。でも、たとえば仕事先とかで「そういえばPerfume好きでしたよね? 僕も好きなんですよー」とか言われてしまうと、まず「いつから?」とか「なにで見ました?」とかそういうところから始めないといけない。大抵は「誰が好きですか? かわいいですよねー」とか非常に他人行儀な会話しかすることはなく、会話は盛り上がらない。だって本気で話したら確実に私は空気の読めないかわいそうなヲタの人に間違いないからだ。そして場合によっては私の気持ち悪さに相手がPerfumeに対してもひいてしまうかもしれない。まあそれはちょっと自意識過剰だと思うけど。

そしてそんな風に確実に彼らとは温度差がある。なんてったって私はポリリズムイベントで噴水広場がいっぱいになったときにガチで泣いた、そして2chに個人名つきで「tomoco泣いてる!」とかなんとか書かれた非常に気持ちの悪いヲタだからだ。せめて森三中似のおばさんヲタ泣いてるとかにしてくれっつーのなあ。まあどっちにせよ気持ち悪いけど。

Perfumeを好きな人ともっと話がしたい! でもどうやって話していいのかわかんない! だから新しい友だちも欲しいけど温度差が怖くて話せません! あ、だから古参はなんとなく古参で固まっちゃうのか。古参は気持ち悪い話しても大丈夫だからねー。

そういやふと思い出したけど、昔某飲み屋で偶然掟さんと同席したときにPerfumeの話になって、「いつからのファンですか?」って掟さんに聞かれたことがあるよ。間合いをはかるわたくしたち、笑。当然私のほうが古参でした。はっはっは。キモイ。あと古参だからって偉くない。あとマジ古参うざい。